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コマンドプロンプトでWindows PCをシャットダウンする

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初めて使う方のために補足すると、コマンドプロンプトとは、Windowsに標準搭載されている文字入力による操作ツールです。

ここに特定のコマンドを入力することで、マウス操作ができなくてもさまざまな処理が行えます。再起動やシャットダウンもそのひとつです。

コマンドプロンプトは、スタートメニューから起動できます。

ほかにもいくつか方法があります。例えば、スタートメニューボタンを右クリックして「Terminal(ターミナル)」を選択したり、タスクバーの検索ボックスに「cmd」と入力してEnterキーを押す方法です。

「shutdown(シャットダウン)」コマンドプロンプトを使用する

Windowsでシャットダウンまたは再起動するために必要なテキストコマンドは「shutdown」です。

コマンドプロンプトやに「shutdown」と入力して「Enter」キーを押すと、シャットダウンに関する詳細と、それを使うためのさまざまな方法が表示されます。

「shutdown /s」を入力し、通常のシャットダウンを実行する

最も基本的なフラグは「shutdown /s」と「shutdown /r」で、それぞれパソコンをシャットダウンしたり再起動したりするために使用します。

どちらの場合も、画面にダイアログボックスが表示され、何が起こっているかが通知されます。

そして、操作は1分以内に実行されます。

「shutdown /s /f」を入力し、強制的にシャットダウンを実行する

すべてのアプリを確認なしで強制的に閉じるために、コマンドの末尾に「/f」を追加します(たとえば、シャットダウンの場合は「shutdown /s /f」、再起動の場合は「shutdown /r /f」)。

ただし、これを行う際には、保存されていないデータを失うリスクがあるため、最終手段として使うのが無難です。

「shutdown /a」を入力してシャットダウンを中断する

最後に、役立つかもしれないコマンドをご紹介します。

「shutdown /a」を使用すると、現在進行中のシャットダウン(たとえばタイマーで設定したものなど)を中止することができます。

このコマンドの使い方全般、特にIT管理者向けの高度なオプション(リモートシャットダウンなど)については、公式のMicrosoftドキュメントを参照してください。

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